2025年9月30日火曜日

 先日、新築マンションの外構工事で花壇を施工しました。使用したのは中国産の錆石(割肌仕上)で、石の厚みは約70㎜内外、高さはおよそ600㎜です。この厚みでは「石積み」とも「石貼り」とも言い切れませんが、仕上がりは 重厚感があり、花壇全体に高級感と華やかさも感じます。

施工中

石まくばり

割った石くず

模様

コーナー部

コーナー部

弊社HP 以下アドレスをクリック

 https://www.ishimori.info/

 建築に石材使用のメリットとデメリット

石材は、古くから神社仏閣や城郭などにも使用されてきた、耐久性と美しさを兼ね備えた建築素材です。
天然素材ならではの風合いは、建物に重厚感と高級感を与え、年月を経てもその存在感を失いません。
しかし一方で、石ならではの特徴を理解したうえで取り入れることが大切です。

メリット

  • 耐久性・耐火性に優れる
    風雨や紫外線に強く、長い年月でも劣化しにくい素材です。火にも強く、安心感があります。
  • 高級感と重厚感
    天然石ならではの色合いや模様は唯一無二で、建物の価値を高めます。
  • メンテナンスが少ない
    木材や金属のように腐食や錆の心配が少なく、長期的に安定した美観を保ちます。

デメリット

  • 重量による制約
    非常に重いため、建物の基礎や構造に強度が求められます。
  • コストが高い
    採石・加工・運搬に費用がかかり、特に色調を揃える場合は高額になりやすいです。
  • 天然素材ゆえの個体差
    同じ種類でも色や模様に違いがあり、外壁や床に使うと色ムラが目立つ場合があります。

 

以前施工したEVホール

以前施工したエントランスホール
弊社HP
https://www.ishimori.info/

 

天然石の個性(色・模様のばらつき)について

天然石は自然素材のため、同じ種類でも**色や模様に必ず個性(ばらつき)**があります。

  • 日本の傾向: 均一さが重視されがちです。色調を揃えるには選別や加工に手間とコストがかかります。

  • 海外の傾向: むしろ自然なばらつきを**「味わい」**として楽しむ文化があります。

石の特性を理解し、ご要望に合わせて最適な提案(均一性を重視する加工か、自然な味わいを活かす提案か)を行います。

写真は錆石ピンコロ
弊社ホームページ
“高槻市石森”
で検索


2022年5月6日金曜日

軍人墓のリニューアル

  現状の75年前に建立されました。この墓石は 傾いていて倒壊の可能性があるので 解体して基礎工事をやってから据え直しをしました。

お墓にコケやカビが付着していたので 洗いをして落としました。

また土台石の高さは 1mから30㎝にしました。






2022年4月11日月曜日

高槻市公園墓地で納骨式

高槻市公園墓地で納骨式手伝いをしました。
よく晴れていたので大阪市内のビル群がよく見えました。
眺望でした。

(内 容)
・お供え台、椅子の設置。
・焼香に必要なものをセット。
・お骨はサラシ袋に移す。
・水鉢石を動かして納骨。
https://www.ishimori.info/


 

2022年3月29日火曜日

石灯籠の修理

五重塔石灯籠の傾き直しの施工方法です。高さ4.8mあり大きい 

また 昭和初期に建てられた貴重なものです。

場所は家の奥にあってクレーン付きトラックが入らない。とても施工に手間がかかります。

今日は施主さんと職人さんと打ち合わせをしました。



2022年3月23日水曜日

割肌仕上壁

年末頃に施工する芦屋市のマンション エントランスホール壁パース図です。

石色目と仕上の確認のため建設会社様からメールがきました。

最近 中国産黒御影石が値上がりしているので、今回はジンバブエブラック(ジンバブエ共和国産)で決まりました。割肌仕上で乾式工法です。

それから今回、 直線壁なので施工図面作成はかんたんです。しかし、石一枚あたりの割付は H1,1m×W0.75m 石厚7㎝、重量は155kgあります。施工する職人さんは重くてたいへんだろう。

 写真は右側が割肌仕上、左側が磨き仕上 どちらも同じ石です。

()石森HP  https://www.ishimori.info/




 

2022年3月17日木曜日

11寸墓石

明日からお彼岸。昨日 11寸のお墓が完成しました。

お墓の魂入れがすむまで 邪気がつかないようにとサラシを巻きます。

           



弊社HP


2022年3月13日日曜日

大谷本廟で墓石工事

 大谷本廟で8寸京都型墓石を工事をしました。ここは浄土真宗本願寺派。

また今回は江戸時代延享(1744~1748)に建立されたお墓をがかなり傷んでいたので 再建しました。





(株)石森ホームページ

2022年3月9日水曜日

 先日、新築マンションの外構工事で花壇を施工しました。使用したのは 中国産の錆石(割肌仕上) で、 石の厚みは約 70 ㎜内外 、高さはおよそ 600 ㎜です。この厚みでは「石積み」とも「石貼り」とも言い切れませんが、仕上がりは 重厚感があり、花壇全体に高級感と華やかさも感じます...